爆飛ブレンドで爆釣劇を展開 入江
2週連続楽しい釣りを体験したのでレポートしたいと思います。
年始から五島へ鹿児島へと魚影が濃い釣り場へ遠征していますが釣り方を忘れてしまったのか、なかなか調子が上がらない筆者でありましたが先週・先々週とようやく釣りを思い出したようで気持ちいい釣りを再開する事が出来ました。
エリアは絶好調の大瀬戸!五島南部では産卵が始まったようで釣れなくなってきたグレですが、まだまだ長崎近郊は好調のようです。
2/17クラブ副支部長の辻さんに誘われ天下島へ釣行。この日は晴天無風の穏やかな日でありました。
2/17・2/23に使用したブレンド材と付けエサ。最近はこのブレンドがマストとなっている。
使用したブレンド材はオキアミ2角に拡散性重視でグレゼロとG-MAXをチョイス。付けエサは生イキ君シリーズのforPROの2Lに新発売されたアミ漬ムキミの2種類でチャレンジ。
魚がスレだした後半はオキアミ2角に爆飛マスターグレを入れしっかり水分を入れ馴染ませた後グレZで締め込み弾丸のように飛ぶマキエで沖を攻略作戦であります。
朝一から渡礁仲間全員竿が曲る展開でしたが私だけ音沙汰がありません。しびれを切らしてハリスを2号から1.75号に、ハリもグレ6号から5号にチェンジすると、ようやく30cm程の尾長グレがヒットし一安心。ですがスタートは辛い滑り出しでした。
天下島の下げ先端で竿出ししているバリバリのトーナメンターである内山田さんは爆飛マスターグレで沖目を狙い、棒ウキを使い微妙なアタリを捕らえ1投1尾の大爆釣劇。最終的に最大46cmの丸々肥えたグレを中心にライブウェル満タンの釣果でした。
となりで竿出ししている辻さんもカッコいい赤い竿を気持ちよさそうに曲げていて楽しそうであります。
そんな周りの様子を見ているとスプールに添えてた指から煙が出そうな勢いでラインが飛び出るアタリが襲ってきました。
止まっては巻くを繰り返すが出ていくラインの方が遥かに多い状態。ようやく巻き取れる量の方が多くなりドラグを締めて反撃開始!途中何度も踵を返し突進されましたが、最近の竿の性能は素晴らしく何とかいなして耐える事が出来ました。ウキが見えて来た10m程の所で何かに引っかかっているかの如く浮き上がってきません。そしてまた走られる。どうも空気袋が膨らんでいるようで、体が横向きになり竿で引き揚げる力が伝わり難く浮き上がらない。わかりやすく言えば“バリ”の感じであります。そこで少しでも角度をつけようと竿を寝かせ横に引き抜く感じでゆっくり時間をかけてやり取りし何とかフィニッシュまで耐える事が出来ました。スリリングなやり取りを展開させてくれたのは72cmオスのマダイでありました。
使用したブレンド材は大小さまざまな粒子が視覚を刺激し、オキアミとマッチし欲求を拡幅させる香りが魚にスイッチを入れ中層以下からなかなか浮上しないマダイをも虜にし、表層まで浮き上がらせるほどパワーがあるブレンド材であります。
翌週はウーゼのハナレに渡礁。魚影が濃くかなり人気があるポイントで、めったに乗る事が出来ないが優しい一太船長が誘ってくれて乗る事が出来ました。
ウーゼの足場は高いので荷物はコンパクトにして渡礁が望ましい
マキエは先週と同様だが、この日は風が強くしっかりポイントに投入できるようにいつもよりしっかり練り込み粘りを出してLカップのマキエシャクを使って丁寧なマキエコントロールを意識しながら展開。
朝一は上げ潮が押し寄せるような潮で、なかなか仕掛けを送り込ませることが難しく潮止まりまでの2時間で2枚釣るのがやっとでした。しかし9時満潮を迎え、釣りやすい環境になると海が激変。ビシバシラインが走り一投一尾の大フィーバーとなりました。
昼12時ごろ下げ潮で海水温が低くなった影響で食い気が下がりグレのアタリが散って来ると入れ替わってイサキの群れが到来!マキエがしっかり足止めしてくれたおかげでうれしいゲストのイサキもよく釣れました。結局のところ一日中竿が曲がりっぱなしでうれしい悲鳴を上げていました。
ウーゼのハナレは足場が高い箇所が多いので大きめのクーラーにドブ氷を作り釣ってはすぐ締めてクーラーに入れていたのですが最終的には氷を捨て2人でしか持ち上げられないほどの満タン釣果!
2/23ウーゼノハナレでの釣果。シーズンラストのグレ釣りを堪能する事が出来た。
グレのサイズは45cm筆頭に最小でも35cmオーバー!イサキもすべて35cmクラスの方揃い。ここは五島か?と錯覚するぐらいすごい体験をしました。しかし言えるのは腕ではなくヒロキューのエサの力と最高の釣り場のおかげである事は間違いありません。