南極から、はるばる日本へ!釣り餌としては欠かせないオキアミ。そのルーツはなんと、南極。南極ペンギンもオキアミを食べています。氷山の下にオキアミが生息しています。

オキアミはどこで捕られて
どんなルートで運ばれているの?

弊社の主なオキアミ漁場は、南極半島と南アメリカ大陸の間に位置する南ジョージア島や南オークニー諸島周辺です。トロール網で捕獲したオキアミを加工・冷凍して日本へ運びます。
オキアミ漁は周年できますが、通常は2月から9月にかけて行います。弊社では資源保護の観点から3月に操業を開始し、7月から8月には漁を切り上げています。

オキアミ漁場は、南極半島と南アメリカ大陸の間に位置する南ジョージア島や南オークニー諸島周辺

オキアミの捕獲は国際的な管理のもとで行われています.

オキアミ漁は周年できますが、通常は2月から9月にかけて行います。
漁は寒い時期に行われるため、船に積雪することもしばしばあります

漁は寒い時期に行われるため、船に積雪することもしばしばあります

オキアミはこうして捕っている

オキアミを捕獲するトロール船には加工工場があり、保存用の冷凍庫も完備。オキアミは自己分解能力が高く、船に上げられるとすぐに変質がはじまるため、素早く加工して冷凍することで変質を防ぎます。

オキアミを捕獲したらすぐに次の工程へ。鮮度管理が重要です

船の人員はオキアミを捕るスタッフに加えて、各工程や運航に必要な船員が乗船します
(120名を超える船もあります)。弊社では日本から「検品員」を同船させ、オキアミの捕獲から加工、
冷凍までを行っています。日本への輸送船を満杯にするまで漁が続けられます

秋から冬の南氷洋で捕獲されたオキアミ。加工から梱包まで行い、日本へと運び込みます

日本での保存は?

弊社では巨大な冷凍庫で保存しています。庫内はマイナス25℃に保たれており、
オキアミをよい状態で長く保存できます。