隼人新港へチヌを求めて　花堂

・底攻めズドン
・麦黒鯛
・チヌ煙幕
付けエサ
・生イキくんPro
・生イキくんムキミ

9月下旬に霧島市の隼人新港へチヌを求めて釣行しました。
仕事を終えて15時から日の入りの18時まで短時間の勝負です。

マキエを仕上げて早速狙いのポイントに30〜40杯ほど投入。
仕掛けを組みながら更にマキエを20杯ほど投入しチヌへアピールします。
この日は背中から風をうけて仕掛けもマキエも遠投しやすい状況でした。
開始40分経過した頃に道糸をツンツンと引っ張るアタリがありました。
これは30cmぐらいの可愛いサイズのチヌでした。
「次はお父さんを呼んできて！」と、優しくリリース。
しかし、マキエに寄ってきたのはこれまた30cm前後の可愛いサイズばかり…。
「今は辛抱、辛抱…」と自分に言い聞かせ、お父さんチヌが寄ってくると信じて、マキエを多めに投入し仕掛けを打ち返していきました。

しばらくすると可愛いチヌ達もおとなしくなったのかツケエが残ってきます。
これはお父さんチヌが寄ってきているのでは？と判断し集中して仕掛けを流していると、スゥーっとわすがに竿先の糸ふけが引っ張られて前当たりをとらえました。

すると数秒後にパチ、パチ、バチバチ！っとスプールに添えていた指を道糸が勢いよく弾き出されていきました。
元気のいい引きを楽しませてくれたのは45cmのお父さんチヌが釣れてくれました。サイズアップに嬉しい1枚です。

その後は潮流が緩み底潮も動いていない様子でしたので、ウキの浮力を000号から00号へ軽くすることに。
それに加えて針も3号から1号へ変更。
仕掛けをゆっくり潜航させていくイメージで狙うことにしました。
潮が動かずしばらく沈黙の時間が続きました。
午後5時を過ぎ、夕マズメでハリスをサイズダウンするか迷いましたが、魚の当たりがなかったので思いきってハリスを1.25号から1号へチェンジ。

すると2投目のことでした。
中層でなにやら道糸をスゥースゥーと引っ張っていきます。
しかし次の当たりが出ず、ゆっくり道糸を引いて誘ってみると…ツン！ツン！ツン！と魚が針掛かりし走り出しました。
心地いい重量感とともにチヌらしいコクン♪コクン♪と首を振るのが竿に伝わってきます。
ハリス1号ということもありゆっくりやり取り。上がってきたのは44cmのチヌでした。

最後の最後に来てくれたチヌに感謝です。3時間の短時間でしたがチヌの顔を見ることができて良かったです。
次回は年無しサイズが釣れることを期待してマキエを流して帰宅しました。