大村湾ファミリーチヌ釣り大会2022を終えて 平山

大村湾ファミリーチヌ釣り大会2022を終えて 平山

令和4年9月11日(日)コロナ渦で2年間中止になっていた大村湾ファミリーチヌ釣り大会を3年ぶりに実施することができました。

集まったのは一般の部への参加者36名と17組、42名のファミリーの部参加者(参加の子どもたちは4歳から中学3年生までの24名)計77名。

今回、前回まで使用していた大村湾北部の受付会場に使用していた港がごみの放置問題などで使用不可となり困っていましたが、長与町に会場使用を快く引き受けていただきました。

そのため、受付及び開閉会式会場は高速船乗り場に隣接する長与町多目的広場に変更。必然的に釣り場も大村湾の北部から南部中心のものになりました。

第一回から、このファミリーチヌ釣り大会はキャノンボール方式を採用しているため、以前から参加されている方や、県北によく釣りに行かれる方々は、実釣時間を削って移動時間に当て、釣りなれた北部方面に走ろうと戦略を立てていた人もいましたが、受け付け及び開会式後、思い思いの場所に広がって釣行を楽しみました。


今回長崎県釣団体協議会で子ども用のライフジャケットを貸し出しましたが、ほとんどのファミリーが準備されており、素晴らしいと感じました。

受付会場の港は釣り場が広く、駐車スペースも広い。トイレも隣接しているため、初めてこの近辺で竿を出すファミリーには人気でした。

実釣が始まってしばらくして様子を見に行くと、お父さんよりも先にチヌを釣り上げている小学生や、マイクロメイタの猛攻やあたりの少ない状況に手を焼いているベテランなど、近場の釣り場ではいろんなドラマが繰り広げられていました。

さらに、少し車を走らせた港では、会場近くの港とは打って変わって、30cm後半から45cmクラスのチヌが適度に竿を曲げ、スカりいっぱいに釣果を伸ばしている人も見られました。

優勝に絡んだのは、初めての釣り場にもかかわらず自分の釣りなれた地元釣り場の傾向から、会場の港に流れ込むリバーを選択した2人がワンツーフィニッシュ。そのうち2位の菅崎さんは大物賞までゲットしました。


スタッフの前釣りでは、荒天ではあったものの近郊の港はあまりいい釣況ではありませんでしたが、さすがにベテランぞろいの一般の部の参加者で、優勝者は3匹4,25kgを上げられ、5位入賞でも3,47kg。36名中18名が3匹揃えられ、大村湾の魚影の濃さを感じられました。

また、ファミリーの部も優勝が3匹で3.425kgで、一般の部の5位入賞者とほとんど変わらない釣果。5位入賞の方でも2,59kgで、17組中11組が3匹検量と、こちらもいい釣果が見られました。

賞品は各部門ごとに横取り方式で好きな賞品を選んでお持ち帰り。参加者全員にいきわたり、皆喜んで来年も開催してほしいと喜んで帰路につかれました。

今回、開会式のおり、釣りの後は釣り場をきれいにとお願いしていましたが、皆さん早めに納竿され、釣り場近辺の清掃活動をしていただき、拾ったゴミは各自持ち帰ってくださいました。

釣りができて、駐車場も広く、綺麗なトイレも隣接。開閉会式もきれいな芝生の広場でできる場所なので、これからもきれいに、大切に使っていきたいものです。