レジャーフィッシング 2016年8月号

1 仕組みを覚えよう

2 足元狙いから

3 沖を狙おう

神笠さんがキャストするとうまく飛んでいく。谷本さんからもOKが出る。みんなで並んで底を手前へ探りながら引き寄せてくると、まずは谷本さんがカサゴをヒットさせた。「やっと釣れました。広く探していく感じですね。それなら食ってくれますね」とのこと。

とはいえきちんと投げないとヒットしない。最初はベイルを戻し忘れていたり、ラインを離すタイミングがズレたりして飛ばなかったが、講師の指導もあってだんだんとキャストがうまくなっていく。そして神笠さんと平川さんがカサゴをキャッチ。小さいけれど自分で投げて自分で釣った、マイクロテンヤでのうれしい1匹だ。

その後も時間いっぱいまでがんばる予定だったが、雨が強くなったところで早めの納竿とした。

小林「投げるのがだんだんうまくなっていくのが分かったのと、エサをつつかれる感触と魚の引きが体験できました。これも釣りの楽しいところなんですね」

雨の中、しかも魚の活性が低いという厳しい釣りだったので楽しんでもらえたかどうか不安だったが、どうやら思い過ごしだったようだ。もし周りに「釣りをしたい!」という人がいたらマイクロテンヤに誘ってみよう。こんなふうに楽しんでくれるはずだ。